心療内科・メンタルクリニックの選び方|仕事がつらいあなたへ。ビジネスパーソンこそ受診先は慎重に
- stayfitclinic
- 2 日前
- 読了時間: 4分
「心療内科に行ってみたいけれど、どこを選べばいいかわからない…」
「メンタルクリニックで診断書を書いてもらえるのか、どこまで相談していいのかわからない…」
そんな迷いや戸惑いを抱えているビジネスパーソンにとって、受診先の選び方はその後のキャリアにも影響する大切な選択です。
とくに、**「仕事が原因で体調を崩している」「会社を休むべきか悩んでいる」**といった状況では、医師との相性や、医師の専門性によって対応が大きく異なります。
この記事では、産業医として10社以上の企業で休職支援に関わり、著書『産業医が教える会社の休み方』も手がけた医師の立場から、**「仕事が原因で体調を崩したとき、どんなクリニックを選ぶべきか」**について詳しく解説します。

目次
受診する前に考えておきたい3つのこと
選ぶときのポイントは「あなたの背景を理解してくれるか」
ビジネスパーソンに合う心療内科・精神科の特徴とは?
Stay Fit Clinicが大切にしていること
まとめ|「会社を休むべきか」悩んだら
1. 受診する前に考えておきたい3つのこと
1.1 体調の不調は、心と仕事の両面から考えてみる
頭痛・不眠・動悸・倦怠感・涙が止まらない…。
こうした不調が続くと「自分が弱いのではないか」と責めてしまいがちですが、実際には職場のストレスや人間関係が背景にあるケースが多くあります。
『産業医が教える会社の休み方』でも、真面目で責任感が強い人ほど限界まで頑張ってしまう傾向があると述べています。
「無理を続ける」ことよりも、「今は少し立ち止まる」ことが回復の第一歩です。
1.2 誰に、どんなことを相談したいか整理する
例えば以下のようなニーズがある方は、受診のタイミングです:
診断書が必要(休職・就労制限のため)
会社に行けない日が増えてきた
不調の原因が職場にある気がする
上司に相談できず、ひとりで抱えている
診断書の有無や、どのように職場へ伝えるかも、医師との相談の中で決めていくことが可能です。
休職の診断書の手続きについてはこちらをご覧ください。
1.3 自分の「ゴール」を明確にする
・今は休みたい・まずは誰かに話を聞いてもらいたい
・薬を使わずに生活リズムを整えたい
など、自分が「どうなりたいか」を整理しておくと、受診先での相談がスムーズです。
2. 選ぶときのポイントは「あなたの背景を理解してくれるか」
ビジネスパーソンの体調不良には、仕事との関係が深く関わっています。
そのため、以下のような視点を持った医師・クリニックを選ぶことが重要です。
産業医として職場支援の経験があるか
ビジネスの構造や働く人の心理を理解しているか
「診断書=逃げ」ではなく、「適切な休職」を提案できるか
休職を「一時停止ではなく、回復と再スタートのための制度」と位置づける場合もあります。
単に薬を出すだけでなく、「この人は、今、休むべきか?」をプロとして判断してくれる医師を選ぶことが大切です。
3. ビジネスパーソンに合う心療内科・精神科の特徴とは?
以下のようなクリニックは、休職や復職にまつわる相談にも適しています。
しっかり話を聞いたうえで、丁寧な問診・説明をしてくれる
診断書や就業制限の内容を職場対応まで考慮して作成してくれる
運動療法・漢方・鍼灸など、薬以外の治療選択肢がある
初診当日に診断書の発行が可能(緊急時にも対応しやすい)
特に仕事業務が原因ので「心の不調=薬だけではない」と考えている方には、こうした多面的なアプローチが有効です。
4. Stay Fit Clinicが大切にしていること
Stay Fit Clinicは、働く人のための心療内科・精神科として以下を重視しています。
また、当院ではご相談の多い「職場への説明の仕方」「復職の進め方」までサポート可能です。
「働き続けるために、一度しっかり休む」ことを、私たちはサポートしています。
5. まとめ|「会社を休むべきか」悩んだら
「このまま働き続けて大丈夫なのか」「会社に迷惑をかけてしまうのではないか」そうした悩みを持つ方こそ、一度専門家に相談することが重要です。
「休む判断」を他人任せにせず、医師と一緒に自分で決めていくことの大切さです。
Stay Fit Clinicは、その伴走者として、あなたのこれからを一緒に考えます。
▶ 休職の相談・診断書のご希望・初診予約はこちらからお気軽にどうぞ。
Commentaires